Markdown 強調のネストと優先順位
最終更新:2026-10-14
強調のネストと優先順位 CommonMark コア
アスタリスクとアンダースコアの開閉の判定は、CommonMark で最も複雑な規則です。記号がテキストのどちら側に密着しているか(左右のフランキング)を見ます。レンダラ間の強調表示の違いは、ほぼこれが原因です。
| 所属グループ | 境界とルール |
|---|---|
| 仕様レベル | CommonMark コア |
| 仕様バージョン | CommonMark 0.31.2 + GFM |
📝 構文
*斜体* の中に **太字** を入れる混用が最も安全
▶ オンライン例
左で Markdown を編集すると右に即時反映
💡 ポイント
⚠️ Warning 同じ種類の記号のネスト(*a *b* c*)は意味があいまいで、レンダラによって結果が異なります。この書き方は避けましょう。
💡 Tip 外側と内側で別の記号を使う(* の中に _)、または複雑なネストは HTML の <em><strong> で表現します。
❓ よくある質問
Q ネストの規則はなぜこれほど複雑なのですか?
A 歴史的なしがらみです。Markdown.pl 時代の実際の書き方との互換性を保つため、CommonMark は左右フランキングの規則でその挙動を近似しています。
Q 最も安全なネストの書き方は?
A レベルごとに別の記号を使う方法:**_太字の中に斜体_**。またはセマンティックな HTML タグを使います。
Q アンダースコアの左右フランキングにはどのような特別扱いがありますか?
A 単語の内部のアンダースコアは強調になりません(snake_case が安全に保たれます)。アスタリスクにはこの制限がありません。