Python 演算子

最終更新:2026-09-22

Python 演算子

Python 演算子をカテゴリ別にまとめたリファレンス。算術・代入・比較・所属と同一性・論理・ビット演算を扱います。各項目には構文の概要と実行可能な例を添えています。

算術演算子

演算子意味例
+加算 / 連結 — + は数値では和を求め、シーケンスでは連結を行う。a + b
-減算 / 差集合 — - は数値では差を求め、set では差集合を求める。a - b
*乗算 / 繰り返し — * は数値では積を求め、シーケンスでは繰り返しを行う。a * b
/真の除算 — / は常に浮動小数点数の結果を返す。整数除算には // を使う。a / b
//整数除算(切り捨て) — // は切り捨て除算の結果を返す。a // b
%剰余 — % は除算の余りを返す。a % b
**べき乗 — ** は a の b 乗を計算する。a ** b
@行列乗算 — @ は行列乗算演算子である(PEP 465)。NumPy などのライブラリで使用される。a @ b

比較演算子

演算子意味例
==等しい — == は 2 つのオブジェクトが等しいかどうかを判定する(__eq__ によって決まる)。a == b
!=等しくない — != は == の反対である。a != b
<より小さい — < は a < b を判定する(比較可能なオブジェクトでは __lt__ によって決まる)。a < b
>より大きい — > は a > b を判定する(__gt__ によって決まる)。a > b
<=以下または等しい — <= は a <= b を判定する(__le__ によって決まる)。a <= b
>=以上または等しい — >= は a >= b を判定する(__ge__ によって決まる)。a >= b

代入演算子

演算子意味例
=単純代入 — = は右辺の式の値を左辺の名前へ束縛する、最も基本的な代入演算子です。name = expression
+=加算代入 — += は右辺の値を左辺の変数に加えます。x = x + y と等価で、list では要素を破壊的に追加します。x += y
-=減算代入 — -= は左辺の変数から右辺の値を引きます。x = x - y と等価です。x -= y
*=乗算代入 — *= は左辺の変数と右辺の値を掛けます。x = x * y と等価で、str/list では反復します。x *= y
/=除算代入 — /= は左辺の変数を右辺の値で割ります。結果は浮動小数点数で、x = x / y と等価です。x /= y
//=切り捨て除算代入 — //= は左辺の変数を右辺の値で切り捨て除算します。x = x // y と等価です。x //= y
%=剰余代入 — %= は左辺の変数を右辺の値で割った余りを代入します。x = x % y と等価です。x %= y
**=冪乗代入 — **= は左辺の変数を右辺の値の冪乗にします。x = x ** y と等価です。x **= y
@=行列積代入 — @= は左辺と右辺の行列積を破壊的に行います。x = x @ y と等価です。x @= y
&=ビットAND代入 — &= は左辺の変数と右辺の値のビットANDを計算します。x = x & y と等価です。x &= y
|=ビットOR代入 — |= は左辺の変数と右辺の値のビットORを計算します。x = x | y と等価です。x |= y
^=ビットXOR代入 — ^= は左辺の変数と右辺の値のビットXORを計算します。x = x ^ y と等価です。x ^= y
<<=左シフト代入 — <<= は左辺の変数のビットを右辺の値だけ左シフトします。x = x << y と等価です。x <<= y
>>=右シフト代入 — >>= は左辺の変数のビットを右辺の値だけ右シフトします。x = x >> y と等価です。x >>= y
:=セイウチ演算子(代入式) — := は PEP 572 で導入されたセイウチ演算子で、式の中で代入を行い値を返します。name := value

論理演算子

演算子意味例
andブール AND(短絡) — and はブール AND である。最初の偽値または最後の真値を返す。True/False は返さない。a and b
orブール OR(短絡) — or はブール OR である。最初の真値または最後の偽値を返す。a or b
notブール NOT — not はブール値(True / False)を返す。not a

ビット演算子

演算子意味例
&ビット単位 AND / 集合の積 — & はビット単位 AND である。set に対しては積である。a & b
|ビット単位 OR / 集合の和 — | はビット単位 OR である。set に対しては和である。a | b
^ビット単位 XOR / 集合の対称差 — ^ はビット単位 XOR である。set に対しては対称差である。a ^ b
~ビット反転 — ~ は x のビットを反転します = -(x+1)。~a
<<左シフト — << は a のビットを n ビット左にシフトします。a * (2**n) と等価です。a << n
>>右シフト — >> は a のビットを n ビット右にシフトします。floor(a / (2**n)) と等価です。a >> n

メンバー演算子

演算子意味例
inメンバーシップ検査 — in は値がイテラブルに含まれるかを検査する。for ループでも使われる。x in container
not in非メンバーシップ検査 — not in は in の否定である。x not in container

同一性演算子

演算子意味例
is同一性判定 — is は 2 つの参照が同じオブジェクトを指しているか(id が同じか)を判定する。a is b
is not非同一性判定 — is not は is の否定である。a is not b

演算子の優先順位

演算子説明
(...), [...], {k: v}, {...}括弧・リスト・辞書・集合
x[i], x[i:j], x(args), x.attr添字・スライス・呼び出し・属性
await xawait 式
**冪乗
+x, -x, ~x単項プラス・マイナス・ビットNOT
*, @, /, //, %乗算・行列積・除算・切り捨て除算・剰余
+, -加算・減算
<<, >>左シフト・右シフト
&ビットAND
^ビットXOR
|ビットOR
in, not in, is, is not, <, <=, >, >=, !=, ==比較・所属・同一性
not x論理NOT
and論理AND
or論理OR
if ... else条件式
lambdalambda 式
:=代入式(セイウチ)
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